契約前に住宅メーカーと話を詰めていく途中で、少し戸惑ったことがありました。でもそれは決して住宅メーカー側に不備などがあったわけではなく、新しく購入した土地に家を建てる人ならば、誰でも通る道なのではないかと思います。
マイホームを手に入れるためにかかる費用は様々ですが、ざっくりと大きく分ければ、土地にかかる費用と家の建築にかかる費用の二つに分けることが出来ます。いくらの土地にいくらの家を建てて・・・という計算が真っ先に頭に浮かぶことでしょう。
その時にうっかり忘れがちなのが地盤補強費用の必要の有無です。
岩盤だった場所を切り崩したような地盤の固い土地であれば地盤補強費用は不要ですが、例えば、谷の地形を埋め立てた場所や沼地であった場所などは、軟弱地盤と呼ばれ、そのまま家を建てることが出来ない場合があります。
その場合は地盤改良工事が必要なのですが、我が家の場合は、ボーリング調査を行った結果、鋼管杭による補強が必要になりました。これにかかった費用は100万円です。地盤改良工事・地盤補強工事は、このように高額な費用が必要になるので、土地を購入する前から頭に入れておいたほうが良い事柄です。